ブログを始めたいと思った時、ブログサービスには様々なものがあって迷ってしまいませんか?今回は間違いのないブログを厳選し、それらの特性や強みを解説します。きっと、あなたにあったオススメのブログサービスが見つかる筈です。
ブログサービスはゆうに20を超える様々なサービスがありますが、今回紹介するブログサービスは2021年現在、選んで間違いのない信頼に足るものだけを紹介しています。
noteはnote株式会社(旧ピースオブケイク)が運営する有料記事や月額課金の仕組みを持っているブログサービスです。シンプルなUIの高い操作性やソーシャルの連携のしやすさから近年ユーザーが増えています。
noteの場合、独自ドメインは法人向け有料サービス、note proに入ることで可能となります。通常のnoteのURLは以下のようなサブディレクトリとなります。
https://note.com/アカウント名/
note自体が大きなコミュニティと化しているため、note内でのフォロー関係やハッシュタグ、運営からのレコメンドにより、自分の書いた記事が初見の人の目に付きやすい特徴があります。記事単位で有料にしたり、続きを読むために課金するといった方法、サブスクリプション方式での課金などもでき、サービス内で収益化できる機能があります。
レイアウトやコンテンツ階層などの変更はできないため、見た目での差別化は難しく、あくまでnoteのフォーマットに沿って勝負することになるので、自分の見せ方にこだわりが強い人には自由度の少なさが窮屈に感じるかもしれません。
自分の文章力や人間力に自信がある人、ある程度ブランド力のある人、そして検索需要はないけれど、書いたら面白くなるネタを沢山持っている人、文章をお金にしたい人。これらに当てはまる人にはnoteはオススメです。
noteを始めてみるNoteが今ほど知名度を得るまでは同様のサービスとして海外発のMediumが有名でした。ウェブサービスについては『〇〇の日本版』といった感じで海外で生まれたサービスの良いところを日本向けにローカライズしたようなサービスであることが大半です。そういう意味ではNote自体、当初は日本版Mediumという印象でした。
Mediumの良さはなんと言ってもシンプルなUIとデザインで、文章を読ませることに特化したブログということでしょう。世界中にユーザーがいて、フォローなどのソーシャル要素もあるため、もし外国語で情報を発信するのであればMediumで発信することで目につきやすくなることは間違いありません。
無料でも利用可能ですが、月5ドル、年間50ドルのメンバーになることで、無制限で記事へのアクセスが可能となり、これらの収益がライターへ還元される仕組みとなっています。
独自ドメインも使用可能ですが、無料のままだとURLは下記のようになります。
https://medium.com/アカウント名/記事名
なんと言っても世界中で使われているという点でしょう。日本文化を英語で発信する。または海外の情報を日本向けに発信する場合なんかはユーザー層にフィットしやすいでしょう。また無料で『Medium Partner Program』に登録することで、読者が記事を読んでいる時間に応じて報酬を得ることもできます。
日本国内においてIT・Web関係の人や、日常的に海外の情報を調べている人にはそれなりに知名度がありますが、一般的な知名度は低いでしょう。
英語圏や英語圏の情報に普段から触れている人に向けて、情報発信、交流をしたい人にはオススメのサービスです。収益化も目指せるので英語力に自信があるのであれば挑戦してみる価値はあるかもしれません。
Mediumを始めてみるはてぶ(はてなブックマーク)が有名な日本の老舗ブログサービスです。従来からSEOに強いと定評があり、一時期ははてなブログの記事がよくバズっていた印象です。
独自ドメインも使用可能ですが、無料の場合は以下のようなサブドメインとなります。
◯◯◯.hatenablog.com
はてなブログを使用するメリットとして、レンタルブログでありながらテーマの変更などカスタマイズの自由度が高いことがあります。レンタルブログだと、もう少し〇〇したいといったことが難しかったりするのですが、はてなブログだとそういう部分がいじれます。
老舗サービスであるがゆえの裏返しでもありますが、少し年齢層の高いギーク寄りのサービスとなってしまった印象で、若者や女性のイメージをあまり感じません。ユーザー層にもそのような特徴があるのではないでしょうか。
WordPressは少し面倒だけど、みんなと同じは嫌だというこだわりのある人。
はてなブログを始めてみるWordPressには2種類あって自分でインストールするタイプのWordPress.orgとレンタルブログ型のWordPress.comがあります。ここで触れるのは無料でてっとりばやく始められるレンタルブログ型のWordPressです。
当ブログはインストール型のWordPressを使用しています。レンタル型とインストール型の違いは下記の記事で詳しく解説しています。
なんと言っても豊富なテーマとプラグインが利用できることでしょう。ただし、レンタルブログ型の無料プランでは使用できるプラグインが限られていて、月額2900円のビジネスプラン以上でしか好きなプラグインをインストールすることはできません。
無料プランでWordPressに慣れ、将来的にレンタルサーバーを契約して自分でインストール型WordPressにうつるのもいいかもしれません。仮にデータを移したくなってもデータ構造自体は変わらないので他のブログから移行するより難易度は低く抑えられます。
WordPressの魅力の一つであるカスタマイズ性の部分で、レンタルブログの無料プランでは限界を感じてしまうでしょう。インストール型のWordPressではできるのにレンタルブログ型ではできないといったことが無数に出てくるからです。
WordPress.comの公式サイトを見てみる選択肢の一つとして紹介しましたが、WordPressでブログを始めたい場合、当サイトでも利用しているレンタルサーバーであるエックスサーバーを借りても月額1000円なので、WordPressを始めたいのであればそちらをオススメします。
ブログサービスを選ぶときは大きくわけて、機能面とユーザー層の2点を軸に選ぶと良いでしょう。
機能面とはどこまでカスタムができ、どのような機能を追加できるのかといった点です。独自ドメインで運営するブログでなければ、そのサービス界隈に生息するユーザーの見極めはとても重要です。例えば今回紹介したサービスでもnoteは若者を中心に国内の幅広い層に受け入れられるでしょうし、Mediumの場合は日本人でも普段から英語圏の情報に触れている海外志向の強い人が多いでしょう。はてなブログであればnoteに比較して中年世代のギーク寄りといった感じです。
今回紹介しなかったブログサービスの中にはアダルト系の情報が多かったり、陰謀論やスピリチュアル系が多かったり、芸能人のお小遣い稼ぎ用ブログとなってしまっているブログサービスもあります。どれだけ有益な情報を書いていても回りが詐欺師ばかりでは信用してもらえません。
ブログではない普通のウェブサイトを簡単に作成するサービスについては別の記事で紹介しています。