スプレッドシートで足し算、割り算、掛け算、引き算といった四則演算を行う方法についてまとめました。表計算ソフトであるスプレッドシートにとって基本的な知識なので、かならず抑えておきましょう。
基本的に計算式はセルに『=』を入れてからその後に計算式を入れます。
スプレッドシートで足し算を行うためには『+』を使います。
例えばセルに下のように入力すると表示されるのは計算結果の『7』となります。
=5+2
計算式内にセルを含めることも可能です。 例えば任意のセルにB2のB3を足した値を表示させたい場合は下記のように入力します。
例:B3のセルとC3のセルの合計値をD3に入れたい場合
=B3+C3
この場合、計算式の入ったセルはいじらなくてもB2、もしくはB3の値を変えることで表示される数字が変わります。
セルを打ち込むところはマウスで直接指定することもできます。
当然のことながらセルに数値を足すことも可能です。
=B2+2
スプレッドシートで引き算を行うためには『-』を使います。
例えばセルに下のように入力すると表示されるのは計算結果の『3』となります。
=5-2
例:B3のセルの数値からC3のセルの数値を引いたものをD3に入れたい場合
=B3-C3
足し算同様、セルの値から数値を引くこともできます。
=B3-5
スプレッドシートでは時間の足し算を行うこともできますが、注意すべき点があります。合計時間を表示するセルの表示形式が『時間』のままだと、24時間単位での表示となってしまうため、仮に合計値が25:00:00だったとして1:00:00と表示されてしまいます。
これを防ぐには合計値を表示させるセルの表示形式を『経過時間』にする必要があります。
合計値を表示させるセルを選択して『表示形式』→『数字』→『経過時間』に変更するようにしてください。
スプレッドシートで掛け算を行うためには『*』(アスタリスク)を使います。
下記のように入力すると計算結果である『12』が表示されます。
=3*4
例:B3の数値にC3の数値をかけたい場合
=B3*C3
この場合、計算式で参照されるセル内(B3,C3)の数値を変えると当然結果も変わります。
スプレッドシートで割り算を行うためには『/』(スラッシュ)を使います。
下記のように入力すると計算結果である『3』が表示されます。
=6/2
例:B3の数値をC3の数値で割りたい場合
=B3/C3
最後に数式を使用した簡単な応用例を紹介したいと思います。
簡単な伝票のようなものです。
単価と個数を書けた小計に0.1を掛けて消費税を計算、小計と消費税を掛けて総額を出すというものになります。
足し算、引き算、掛け算、割り算といった四則演算は表計算ソフトにとって必須となる基礎知識です。 最後にポイントをまとめておきます。
範囲を指定いて合計値を求めるために使うSUM関数や、項目の数をカウントするときに使用するCOUNT関数などはスプレッドシートの関数については下記の記事で解説していますので合わせてお読みください。