![Google Chromeパスワードのエクスポートとインポート](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/google-chrome-password-export-and-import-ec.png)
Google Chromeには保存されているパスワードをエクスポートしたりインポートする機能があります。今回はその手順について注意点を踏まえて解説します。
Chromeのパスワード
Chromeに保存されているパスワードはパスワードマネージャー内にあり、Chomeの同期がオンになっているとGoogleアカウントにも保存されます。Chromeのパスワードについては下記の記事詳しく解説していますのでご覧ください。
![Chromeに保存されているパスワードの確認と管理方法](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/google-chrome-password-manager-ec-300x158.png)
Chromeのパスワードをエクスポートする
パスワードをエクスポートするにはGoogleアカウント内のパスワードマネージャーにアクセスします。
https://passwords.google.com/パスワードマネージャーにアクセスしたら設定(歯車アイコン)をクリックします。
![パスワードマネージャーの設定画面](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/password-manager-settings.png)
『パスワードをエクスポート』の右側にある『エクスポート』というボタンをクリックします。
![パスワードのエクスポート](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/chrome-password-export.png)
確認画面が出ますので再度『エクスポート』をクリックします。
![パスワードのエクスポート確認画面](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/chrome-password-export-warning.png)
ローカルにCSVファイルがダウンロードされました。このファイル内のパスワードは暗号化されていないので取り扱いには注意しましょう。CSVファイルはエクセルやスプレッドシートで開くことが可能ですが、エクセルは余計な処理をしてしまうことがあるので後々アップロードすることを考えると、できればCSVをプレーンな状態で開けるアプリを利用したほうが安心です。
![ローカルにパスワードのCSVファイルがダウンロードされた](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/chrome-password-export-downloaded.png)
Chromeにパスワードをインポートする
次はChromeにパスワードをインポートしてみましょう。Googleアカウント内のパスワードマネージャー内の設定(歯車アイコン)からパスワードのインポートの『インポート』をクリックします。
![Chromeへパスワードのインポート](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/chrome-password-import.png)
インポートするCSVファイルを選択する画面になるので『ファイルを選択』をクリックしてローカルにあるパスワードファイルcsvを選択します。
![インポートするパスワードファイルを選ぶ](https://truenote.jp/wp/wp-content/uploads/2022/08/chrome-password-import-choose-file.png)
パスワードがインポートできない時は
パスワードをインポートする際にエラーが出てしまいインポートできないことがあります。
- 拡張子がcsvのファイルかどうか
- 一行目に「url,username,password」が入っているか
- 3000行を超えていないか(多い場合は分割する)
- 編集アプリによって余計な処理がされてないか
自分もエクスポートしたものをエクセルで開いて編集した後にアップロードしたらエラーが出てしまいました。ダウンロードしたものを再度VS Codeで編集してアップロードしたところ問題なくアップロードできました。エラーが起きる場合はcsvを編集するアプリを変えてみるといいかもしれません。
まとめ
Chromeのパスワードのインポートとエクスポートの方法と手順について解説してきました。
パスワードのCSVファイルは流出してしまったら大変なので、取り扱いには最大限の注意を払いたいところです。