海外のクラウドソーシングやオークションサイトからの売り上げを受け取るのに便利なPayoneer(ぺイオニア)について解説します。
Payoneer(ぺイオニア)なら国際送金が簡単
UpWorkやFiverrなど、海外のクラウドソーシングサイトで仕事を請け負ったり、eBayなどのオークションサイトでものを販売した場合、サービスや商品を提供する世界中の人々が対象顧客になります。当然、それらの売り上げの受け取りは外貨となるのですが、そんな時にいちいち従来の銀行を通して海外送金していたのでは手数料や手間、時間もかかり、不便で仕方がありません。
そんなグローバル経済下での国際送金手続きを簡単にしてくれるのが今回紹介するPayoneer(ぺイオニア)です。Payoneerは米国企業で、ティッカーコード『PAYO』でナスダックにも上場している信頼性の高い企業です。従来の銀行のSWIFT送金にかかっていた手数料と比較すると大幅に手数料を下げることができ、多くのIT企業との連携がしやすいため、送金の手間がかからず、利便性が非常に高くなっています。
- 150ヵ国以上の取引先からサービスの対価を簡単に受け取ることができる
- iOS、Andoroid用のスマホアプリもある
- 多く有名サイトで受取口座として推奨されている
- 口座内で7つの通貨を管理でき、送金手数料を抑えることができる
- 世界中の人々が利用している
- 日本語化されている
Payoneerのアカウントがあれば、世界各地に銀行口座を持っているかのような利便性を得られます。世界を意識したビジネスや副業などを行う場合は、PayPalアカウントと共に必要不可欠なサービスとなりますので、もしまだアカウントをお持ちでない人は最初に作っておくと良いでしょう。
現在対応している通貨は米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、豪ドル、メキシコペソ、人民元の7つの通貨です。
Payoneer(ぺイオニア)の手数料
海外送金などを行う場合に必ずついて回るのが手数料の問題です。
Payoneer(ぺイオニア)入金手数料
まずは入金、つまりPayonnerで支払いを受け取る際の2020年の12月の時点での手数料です。
※必ず公式サイトを確認するようにしてください
GBP受取り口座 | 100.00 GBP以上の支払いの場合は無料 |
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100.00 GBP未満の支払いの場合は0.70 GBP | |
0.70 GBP未満の支払いの場合は支払い額と同額 | |
USD受取り口座 | 100.00 USD以上の支払いの場合は無料 |
100.00 USD未満の支払いの場合は1.00 USD | |
1.00 USD未満の支払いの場合は支払い額と同額 |
この手数料は支払い一回あたり毎回かかり、支払いを受け取るたびにこの手数料がかかります。例えばUpWorkなど海外のクラウドソーシングサイトでお金を稼いだ場合は細かい金額でPayoneerに送金するのではなく、100ドル以上の単位で自分のPayoneerアカウントに送金することで受取時にかかる手数料を無料にすることができます。
Payoneer(ぺイオニア)送金手数料
自分は送金はしたことがないのですが、残高間で送金を行う場合の手数料は取引金額の0.50%のようです。
Payoneerから日本円を出金するには
おそらくほとんどの人が利用することになるであろうPyaoneerから日本円の出金ですが、まずは出金先として日本の銀行の口座を登録する必要があります。その上で管理画面から出金元の通貨と出金先を選択するのですが、米ドル意外でも基本的な為替手数料は市場相場を考慮して2.00%程度となるようです。
Payoneer(ぺイオニア)の安全性や信頼性について
Payoneer(ぺイオニア)の安全性や信頼性について気にする方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には厳しい基準を満たしたナスダックに上場している米国企業なので、過度に心配する必要はないと思います。海外送金を行うようなサービスなどではカジノサイトなどグレーな業界で利用されているようなものもありますが、Payoneer(ぺイオニア)の場合、そのようなサイトで利用されていることを見かけたことはなく、まっとうなサービスで推奨されていることが多いのも安心できます。
まとめ
以前の公式サイトは英語のみでしたが今は日本語サイトもあるため、英語に苦手意識がある方でも利用しやすくなりました。海外での売上金を日本円に変えるためにかかっていた送金手数料をなくし、面倒な手間を省き、為替手数料のみに抑えられることが魅力ですね。