スプレッドシートで文字列を数値に変換する際に使用するVALUE関数について解説します。
VALUE関数とはスプレッドシートで認識される日付、時刻、番号の書式の文字列を数値に変換する関数です。数値を文字列に変換する場合はTEXT関数を使います。
なお、日付を数値にした場合は、シリアル値で表示されます。シリアル値とは、日付や時刻を表すデータを、1899年12月30日午前0時からの経過日数を元にした数値として表現したものとなり、日付同士の差を計算したりする際に利用します。
構文は下記のとおりです。
=VALUE(テキスト)
VALUE関数は構文もシンプルで使い方も簡単です。なんのために使うのかという目的さえ明確であればつまづくことはないでしょう。参考までに様々な文字列をVALUE関数を使って数値に置き換えた例を紹介します。
日付をVALUE関数で数値に置き換えたときに、シリアル地になっているのが確認できると思います。ちなみにスプレッドシートはデフォルトの状態だと文字列は左寄りになり、数値は右寄りになります。
文字列を数値に置き換えるVALUE関数について解説してきました。関数自体は難しくないため、文字列と数値の違いと使いどころを押さえておく事が大事になりそうですね。
スプレッドシートの関数の基本的なものを紹介しています。
スプレッドシートの使い方については下記の記事でまとめていますので併せてお読みください。