もしtwitterアカウントが凍結されてしまった場合、異議申し立てを行うことで凍結解除される可能性があります。逆に言うと異議申し立てをしないと凍結はいつまで経っても凍結が解除されません。今回は異議申し立ての方法や手順について解説します。
twitterの凍結には段階がある
twitterの凍結には段階があり、いきなりアカウントが消されるということはありません。「警告(一時的な機能制限)」→「凍結」→「永久凍結(いわゆる垢BAN)」と段階を追って厳しくなっていきます。とはいえ何度も凍結されるのは馬鹿らしいのでキチンをルールを守って利用したいところです。
- スパム行為:不特定多数に大量にDMを送りつけるなどの迷惑行為や、短時間での大量フォローやリムーブ
- セキュリティが危険な状態にあるアカウント:アカウントが乗っ取られていると思われるもの
- 攻撃的なツイートや行動:暴力的な発言や脅迫、差別、嫌がらせなど
- フェイクニュースやデマを流しているアカウント:デマの拡散など
- 商標権や著作権の侵害を行っている
近年twitterでのデマやフェイクニュースの拡散が問題視される中で、Twitterは新たなポリシーを発表しました。それが、2021年10月に出された『市民活動の阻害に関するポリシー』と、2021年12月に出された『COVID-19について誤解を招く情報に関するポリシー』です。twitter社はこの中で市民活動を阻害したり、デマを拡散するアカウントに対する措置として5ストライク制を採用したことを明言しています。
- 1ストライク: アカウントレベルでの対応なし
- 2ストライク: 12時間にわたるアカウントのロック
- 3ストライク: 12時間にわたるアカウントのロック
- 4ストライク: 7日間にわたるアカウントのロック
- 5ストライク以上: 永久凍結
twitterの凍結を解除する
前述したとおり、twitterの凍結には段階があります。自分で解除できるものと、一定の時間制限がかかるもの、そして異議申し立てをしないと解除されないものがあります。
twitterアカウントが一時的にロックされた場合はtwitterの指示に従う
アカウントが一時的にロックされてしまった場合、その理由ごとに対処法が異なルため、twitterの指示に従って適切に対処しましょう。
例えばアカウントの乗っ取りが疑われた場合などは電話番号やメールアドレスなどの認証を求められ、それだけで解決することがあります。一方、フォローやリムーブなどを短期間に繰り返した場合や、特定のツイートが攻撃的なツイートだと判別されたりした場合は一定期間機能が制限されることがあります。この場合は制限が解除されるまで待つしかありません。また該当するツイートがある場合は削除しておいた方がいいでしょう。
twitterが凍結されてしまったら異議申し立てを行おう
規約違反や公序良俗に反するツイートを繰り返すなどしていたら凍結されるのは仕方ないでしょうし、普段からtwitterを凍結されないようにしたいところですが、違反した覚えがないのに凍結されてしまった時や、言い分があるという場合には、異議申し立てという手段があります。
- 異議申し立ては凍結されたアカウントにログインした状態で行う
異議申し立てはヘルプセンターから
twitterアカウントが凍結された時、身に覚えがなかったり、意義がある場合にはtwitter ヘルプセンターのアカウントのロックまたは凍結に関する異議申し立てから異議申し立てを行うことができます。
なお、異議申し立ては凍結されたアカウントにログインした状態でアクセスする必要があり、それ以外のアカウントでアクセスした場合は下記のようなメッセージが表示されます。
なお、異議申し立てをしたからといって100%凍結が解除されるとは限りません。Twitterのルールを遵守することを明確にし、真摯な態度で行う必要があります。
異議申し立ての必要項目
異議申し立てを行うには下記の項目を入力する必要があります。
- この問題はどこで発生しているか
- 問題の詳細
- 氏名
- Twitterユーザー名
- メールアドレス
- 電話番号(任意)
プルダウンより選択。「ご利用のデスクトップ向けWebブラウザ」を選択すれば良い。
問題の詳細具体的な問題の詳細を入力。
氏名名前を入力
Twitterユーザー名自動で入力される。
メールアドレス凍結されているTwitterアカウントのメールアドレスを入力。ここに自動返信メールが届くので必ず目を通すこと。
電話番号(任意)電話番号の入力は必要ありません。
異議申し立てを行う時のポイント
Twitterアカウントの凍結の解除は手動で行われているようなので、対応してくれる相手に配慮して、必要な情報をわかりやすく、正確に説明する必要があります。アカウントが凍結されたのを確認した日時や、身に覚えがないとしたらそれらの理由や主張、誤解された可能性があるとしたらその説明、さらに、Twitterのルールを遵守する意思があり、再発防止に努めることを自分の言葉でわかりやすく伝えるといいでしょう。
なお、記載したメールアドレスは必ずチェックし、twitterからのメールには目を通すようにしておきましょう。通常2,3日で返信が来ることが多く、凍結解除までは1週間から10日ほどかかるのが一般的なようです。
まとめ
twitterが使えなくなると不便ですよね。よほど悪質なことをしてない限り、正しい手順を踏めば凍結は解除されると思います。企業であるとはいえ、twitterは無料で利用できるサービスですので、凍結された理由に納得がいかないからといってサポートにクレームを入れたりするのはやめた方がいいでしょう。
もし、不条理な凍結などがあった場合も、ユーザーとしてより良いサービスを共に作るための改善のお願いをするというスタンスの文章を書くことをおすすめします。