
スプレッドシートで資産管理などを行う際に為替や株価などを取得し表示させたいというニーズがあると思います。では、どのようにすれば株価や為替レートを取得し、表示させることができるのでしょうか。
写真を交えながら説明していきたいと思います。
資産運用管理にスプレッドシートを使おう
米国株の株価はGoogle Finannceから取得できる
米国株の場合は該当セルに下記の数式を入れることでgooglefinanceから株価を取得し、表示させてくれるのでとても簡単です。
=GOOGLEFINANCE(“ティッカーコード”,”price”)
ティッカーコードとは米国株などで用いられるアルファベットで識別する株式コードで、日本の4桁の数字で表すものと同等のものとなります。
例えばGoogleの場合はGOOGL、AmazonはAMZN、アップルはAAPL、フェイスブックはFB。
ちなみにGoogleFinanceから株価などを取得した場合は免責事項が表示されます。
株価情報はすべての市場から提供されているわけではなく、また、最大 20 分の遅延の可能性があります。情報は「現状有姿」で提供されるものであり、取引目的や助言ではなく、情報提供のみを目的して提供されています。
無料で利用できるので文句はありませんよね。
他に前日の終値を取得表示させることも可能です。
=GOOGLEFINANCE(“ティッカーコード”,”closeyest”)
これをうまく使えば前日比なんかも出せます。
=GOOGLEFINANCE(“ティッカーコード”,”closeyest”)-
ポートフォリオの管理や注目している銘柄の株価の動きを追ったりするのにも使えますね。
“price” – リアルタイムの見積価格。
“priceopen” – 当日の始値。
“high” – 当日の高値。
“low” – 当日の安値。
“netassets” – 純資産。
“marketcap” – 株式の時価総額。
為替レートを表示させる
為替の場合も同様にgoogleFinanceから為替レートを取得し表示させることが可能です。
=GoogleFinance(“currency:為替の組み合わせ”, “average”)
為替表記は下記のようになります
- 米ドル:USD
- ユーロ:EUR
- 日本円:JPY
- 豪ドル:AUD
- NZドル:NZD
- カナダドル:CAD
- 英ポンド:GBP
- スイスフラン:CHF
- 香港ドル:HKD
- 中国人民元:CNH
例えばドルと円の場合は下記のようになります
=GoogleFinance(“currency:USDJPY”, “average”)
他にもgoogleFinanceを利用することで様々な数値を取得表示することが可能です。
詳しくは公式ドキュメントをご確認ください。
GOOGLEFINANCE